外国人人材メディア

【外国人材紹介】カンボジア紙幣に描かれた日本国旗の秘密

【外国人材紹介】カンボジア紙幣に描かれた日本国旗の秘密

2025年03月18日 10:25

こんにちは!

マスオ綜合事務管理センター、広報担当です。


このメディアでは、外国人採用のノウハウや魅力を発信してます。

今回はカンボジア紙幣に描かれた日本国旗の秘密について

ご紹介します!


◆世界の紙幣に注目すると?

日本の紙幣のデザインが2024年7月より改刷されまして、最近では見かける機会も増えてきたかと思います。

日本の紙幣は偉人の肖像画がデザインされていますが、理由はご存じですか?

①親しみを持ってもらう

②不正防止

のために描かれています。


世界の紙幣を見ると、その国の英雄や動物、シンボルとなる建物など、様々な想いのこもったデザインと

なっていることが多いです!


本記事でご紹介するカンボジアの紙幣には、なんと日本国旗が描かれています!

紙幣に日本国旗が描かれている理由とそこに込められた想いとは何なのか探求していきたいと思います。



◆カンボジア紙幣の謎を解説!

【カンボジア紙幣の特徴】

 カンボジアの公式通貨は「リエル(KHR)」と言います。50リエルから100,000リエルまであり、18種類もあります!

 紙幣のデザインは、アンコールワットなどの歴史的な建物や、カンボジアの重要な政治家、文化的なアイコンが描かれており、国の誇りを表現しています。 


 リエルは1975年にクメール・ルージュ政権下で一時的に廃止されました。廃止期間中の経済は非常に困難な状況であり、通貨の価値がほとんど意味を持たない状態でした。その後、1980年にカンボジア政府はリエルを再導入し、国の通貨として使用を再開しました。この再導入は、戦後の経済復興と国家の安定を目指す一環として行われ、カンボジアの経済回復の象徴的な出来事でありました!



【日本国旗が描かれている紙幣について】

 500リエル札に、日本の国旗である日の丸が描かれています!

 500リエル札はメコン川に架かる二つの橋、「きずな橋」・「つばさ橋」が描かれています。この橋は、日本のODA(政府開発援助)が無償協力で約64億円を寄付して2001年と2015年に建てた橋が紙幣にデザインがされています。

この橋が完成したことでモノや人の移動が簡単になり経済発展に繋がりました!




【日本とカンボジアの友好関係について】

 1980年代末から1990年代初頭にかけて戦後であったカンボジアを、日本は積極的に支援をしました。日本の無償援助や低利融資により、カンボジアのインフラ整備(道路、橋、ダム、学校など)が進められ、カンボジアの社会基盤の強化に貢献をしました。

 カンボジア紙幣に日本国旗が描かれていることは、このような日本から支援を受けたカンボジアの復興を記念する意味も込められており、両国の深い絆を示す重要なシンボルとなっています!



弊社では、日本との交流の深いカンボジア国籍のグローバル人材も紹介可能です!

マスオ総合事務管理センターまでお気軽にお問い合わせください!

https://lp.masuogroup.co.jp/hrform